アストライダ株式会社  ハーフミラー（プレートビームスプリッター）

ハーフミラー（プレートビームスプリッター）

ハーフミラー（プレートビームスプリッター）は光を２分岐し、同軸落射照明や光ピックアップ・光通信機器・３Ｄディスプレイなど様々な分野に用いられています。 またハーフミラーはマジックミラーとしても使用できます。     ハーフミラーは薄い平板ガラスのため、同様の特性を持ち合わせたキューブ型のビームスプリッターと比較した場合、 軽量化の実現、より大きなサイズの製作をすることも有利です。 標準品は光の入射角は４５°用ですが、特注対応にて変更することもできます。

・誘電体多層膜：透過と反射を約５０％：５０％に分岐します。裏面は反射防止マルチコーティング採用。
・インコネル　：光の吸収特性が高く、透過と反射を約３０％：３０％に分岐し残り４０％は吸収します。



・誘電体多層膜は入射光線の吸収ロスが少なく、インコネルは比較的偏光依存性が少ないことが特徴です。
・誘電体多層膜タイプは反対面に反射防止膜（ＡＲマルチコート）を施してあります。
・透過と反射の比率条件変更も特注対応にて承ります。
・標準品から他サイズへのカット加工や大きいサイズの製作、厚さ0.1mm・0.3mm・3mm・5mmなども製作できます。

特注大型ハーフミラーの実績は
板厚０．１ｍｍ：１００×１００ｍｍ　　／　　板厚０．３ｍｍ：２００×２００ｍｍ
板厚０．５ｍｍ：２４０×１５０ｍｍ　　／　　板厚１．０ｍｍ：５００×２００ｍｍ
板厚２．０ｍｍ：６５０×１８０ｍｍ
上記以外も製作可能ですのでご相談下さい。

仕　　様
材　　質　：０．５ｔ＝Ｄ２６３　／　１ｔ＝Ｂ２７０両面光学研磨品　／　２ｔ＝Ｂ２７０両面光学研磨品　
外形公差　：３０□〜５０□＝±0.1ｍｍ　／　１００□〜１２７□＝±0.2mm
有効エリア：外形の９０％
品　　質　：ＭＩＬ６０−４０（スクラッチ／ディグ）

ハーフミラー誘電体多層膜の特性表　↓



※　透過率特性は実測値を基づいたグラフであり、製造ロットにより異なる場合があります。